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６月16日、東京地裁で成瀬裁判の情状証人尋問。そして論告求刑、弁護側最終弁論。と続いて、結審となりました。 判決公判は７月６日です。 情状証人としての証言では、成瀬さんがもっと早くほっとスペース八王子と関わっていれば、こんな些細な出来事で逮捕されたり、起訴されたり、実刑判決を受けるなんてことは無かったのにと、現実 の社会の不寛容さ、障がい者、特に精神障がい者への社会の厳しい目、監視社会化した現実への怒りをぶっつけるような証言をしました。 検察側の反対尋問では「成瀬さんがほっとスペース八王子に通うことで再犯が防止できると思いますか」と聞いてきたので、「（「ふざけるな」と言いたかったけど、我慢して）ほっとスペース八王子の目 的は精神障がい者を一人の人間として人生を楽しく、有意義に過ごす力を身に付ける場所です。再犯を防止することを目的にしていません。先日もフィリピン研修旅行に行き、海外研修も韓国９回とな っていること、今日からは京都研修旅行で傍聴していない仲間は京都に行っています。こういう活動の中で仲間の面倒を見、自分だけが良ければよい、とか、自分の要求だけを通したいというようなあ り方を改めて、仲間のために活動するという活動の中で自分人を顧みる機会も得られる。結果として再犯を防止することになる」と証言しました。 いつものように、職員以外は裁判の後は地下の食堂で食事です。 今回はすし定食は無かったけど、ヒレカツ定食がありました。カレーの大盛りを食べる仲間、ラーメン、かつ丼としっかりと食べました。 今回も監事の岡口氏の甥っ子（東京高裁判事）がいつものように食事をしていました。少し挨拶をして、成瀬裁判について報告をしました。 |
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